万軍の主はこう言われる、 「ぶどうの残りを摘みとるように、 イスラエルの残りの民をのこらず摘み取れ。 ぶどうを摘みとる人のように、 あなたの手をふたたびその枝に伸ばせ」。
ぶどうを集める者があなたの所に来たならば 、すこしの実をも残さないであろうか。 夜、盗びとが来たならば、 自分たちの満足するだけ滅ぼさないであろうか。
主は言われる、見よ、わたしは多くの漁夫を呼んできて、彼らをすなどらせ、また、そののち多くの猟師を呼んできて、もろもろの山、もろもろの丘、および岩の裂け目から彼らをかり出させる。
さらに、もうひとりの御使で、火を支配する権威を持っている者が、祭壇から出てきて、鋭いかまを持つ御使にむかい、大声で言った、「その鋭いかまを地に入れて、地のぶどうのふさを刈り集めなさい。ぶどうの実がすでに熟しているから」。
この悪しき民のうちの残っている残りの者はみな、わたしが追いやった場所で、生きることよりも死ぬことを願うようになると、万軍の主は言われる。
だれも残る者はない。わたしがアナトテの人々に災を下し、彼らを罰する年をこさせるからである」。